読書で一人の世界へ！
読書が趣味の人は、聡明で思慮も深く、優れた感性の持ち主です。自己が確立されていて、周りに影響されることもありません。だからこそ、気遣いの無い人を見るとイライラしてしまったり、傍若無人な振る舞いを目にして心を痛めてしまうことがあるのです。感性が豊かだからこそ、読書で感動するのだし、繊細な心の持ち主だからこそ、ストレスをためやすいのです。そんな人は周りと距離を取ることでストレスが緩和されます。職場の人間関係など、人との距離を取りづらい環境にいるとしても、読書で一人の世界に没頭することで、精神的な距離を取ることができるのです。ぜひ休日や、帰宅後、職場の休憩時間などに読書することで、心の平穏を保ってみてください。
読書が与えてくれるもの
読書というのは、いつも新しい世界を見せてくれるものです。日々の生活の中では、特別な事件は滅多に起こりません。それも幸せなことなのかもしれませんが、限られた人間関係では時に息がつまってしまいます。
書店や図書館に行けば、数多くの書籍が棚一面に敷き詰められていて、その一冊一冊が新しい価値観を教えてくれるのです。ドラマチックな日々も、仕事への姿勢も、人とのコミュニケーションの方法も、日本に住んでいたら一生目にすることも叶わなかったような美しいものも、初めて芽生える感情も、すべて、読書が教えてくれます。
読書することで、高ぶった感情は落ち着き、人への寛容さが芽生え、新しい価値観を持つことができ、明日への活力がみなぎるのです。